この資料では、偽情報について説明します。偽情報とは、人を欺いたり危害を加えたりするために意図的に作成または共有される情報のことをいいます。

誤情報とは、正しくない情報や不正確な情報であり、人を欺いたり危害を加えたりする意図なく共有されるものをいいます。

ニュージーランド保安情報局(New Zealand Security Intelligence Service、略:NZSIS)は、偽情報を、危害を加える目的、またはより広範な目標をもって、意図的に虚偽または誤解を招く情報を拡散されるものとして定義しています。 それはオンラインやソーシャルメディアで拡散されることが多いですが、テレビやラジオ、新聞などのニュースにも登場します。

他国政府やその仲介役は、他国干渉の一環として偽情報を利用して、人々やコミュニティーを誤解させたり、誤った方向に導いたりして、危害な影響を与えようとする場合もあります。

偽情報がどのように拡散されるか

偽情報は、以下のように様々な情報として拡散されます。

  • メッセージングアプリやコミュニティーネットワークなどを通じて、信頼される相手先から伝達される情報
  • コミュニティーや趣味のグループなどを通じて、馴染みのある相手先から発信されたり、理解できる言語で伝達されたりする情報
  • ニュージーランド国外のメディアや情報源からのもので、ニュージーランドのメディアや状況と一致しない情報
  • ソーシャルメディアプラットフォーム、特にティックトック動画、インスタグラムリールまたはツイッター(X)スレッドなどの短い形式のコンテンツを通じて、急速に拡散される情報
  • インフルエンサーやマイクロインフルエンサー、特に多くのフォロワーや信頼できるフォロワー層をもっているとされる人により拡散される情報
  • 検索結果や推奨事項、プラットフォーム上のもので、ユーザーが意図的に探さなくても表示される情報
  • オフラインでの共有情報、例えば、印刷されたチラシやポスター、職場、学校、地域社会での口コミなどの情報

偽情報の種類

人の注意を引きつけ、リンクをクリックさせるために意図的に作り上げたオンラインコンテンツ。多くの場合、誤解を招くような、あるいは大げさな主張が用いられます。

意図的に情報を歪曲、大げさに、または誤って伝え、人々を誤解させる見出し

信頼できる報道記事として提示されているが、意図的に適切な調査、根拠、または事実確認を欠けた記事

個人の評判に悪影響を及ぼすか、中傷キャンペーンを意図的に作り上げたコンテンツ。しばしば他国政府を公然と批判する個人を標的にします。

意図的に人の誤解を招き、または人を欺くために、虚偽の時系列や場所、名前、出所などを含む情報

意図的に視聴者を欺くためにデジタル作成または操作(AIを含む)された画像や動画

意図的に誤解を招くようなコンテンツが、実際よりも信頼性や人気があるように見せかけるために、アカウント、ボット、ウェブサイトのネットワークによって広く共有されたもの

独立系を装いながらも他国政府とつながりのあるメディア、ウェブサイト、ソーシャルメディアアカウントによって制作されたコンテンツ

風刺やパロディのコンテンツが、意図的に人の見解を迷わせたり、影響を与えたりするために使用され、時には組織的な偽情報キャンペーンの一環として用いられるもの

目にするものについて考える

以下の項目を確認してください。

  • その情報が信頼できる情報源から得られたものか 、また、他の信頼できるニュースサイトも同じ情報を報じているか。詳しくはネットセイフ(Netsafe)の「 フェイクニュースを見抜く方法 」リソースをご覧ください。
  • 元の記事や情報がどこに掲載され、誰がそれを宣伝・共有しているのか。
  • 著者が誰で、その背景や目的、利害関係は何か(例えば、特定の見解を伝えようとしているのか、説得しようとしているのか、あるいは人の意見に影響を与えようとしているのか)。

以下のことも考えてみてください。

  • コンテンツが強い感情的反応(例えば、切迫感、恐怖、憤りなど)を引き起こしたときに一時停止をする。
  • そのコンテンツがなぜ作成されたのか、またはなぜ共有されたのか(例えば、意見に影響を与えるため、クリックを生むため、行動を促すためなど)、を問う。
  • 情報が信頼または共有された場合に誰が利益を得るかを考える。

例えば「削除される前に今すぐシェアしてください」という投稿を見たら、なぜ共有されているのかを考えるべきです。

迷ったときにどうすればよいか?

何かが偽情報かどうかをすぐに判断できなくても問題はありません。

情報を共有する前に時間をかけて、それが真実かどうかを考え、事実を確認し、誤った情報を広めないようにしてください。

また、家族や友人など、信頼できる人に話を聞いて、その情報についてどう思うか聞くこともできます。

他国政府およびその仲介役による偽情報

以下は、他国政府やその仲介役が偽情報に意図的に利用している特徴の一部です。

  • 重要な事実や証拠を意図的に省きながら、怒りや恐怖、憤りなどの激しい感情を煽ろうとする。
  • 反応を引き起こさせたり、早く拡散させたりするように、誤解を招くやり方、あるいは大げさなやり方で情報を提示する。
  • 単に読者に情報を提供するより、読者の反応を誘発するように、感情に訴えかけるような言葉遣いを用いる
  • 人々の考え方に影響を与えるように、明らかに偏見を示したり、ステレオタイプみ頼ったりする。
  • 話の一方的な側面だけを見せるように、異なる視点や見解を排除する。
  • 正確であるかのように見せしながら、誤った、操作された、または古い情報を伝える
  • 文書の信頼性が低い、または急いで作成されたものであることを示すようなスペルや文法のミスが多い。
  • 誤解を招く情報の裏付けとして、低品質、再編集され、または文脈から外れた画像や動画を使う。

ご自身のソーシャルメディアのフィードをコントロールしよう

とあるソーシャルメディアアカウントから虚偽または誤解を招く情報が共有されている場合は、以下の対策が有効です。

  • 同様のコンテンツが再度表示されないようにするには、そのアカウントをブロックするかフォローを解除する。
  • 世の中に出る有害なオンラインコンテンツを減らすために、ソーシャルメディアプラットフォーム上で当該アカウントを通報する。

偽情報の通報方法

有害または虚偽のオンラインコンテンツをで通報するには、以下の方法があります。

詳細についてはネットセイフ(Netsafe)で

ネットセイフとは、ニュージーランドの独立した非営利オンライン安全組織であり、子どもや若者親や保護者成人高齢者 など、ニュージーランドの人々に対してオンライン安全支援、専門知識、教育を提供しています。

ヘッドスペースインベーダーズ(Headspace Invaders)について

ヘッドスペースインベーダーズとは、12歳から16歳までの若者がオンラインコンテンツを操作する際に自信と批判的思考力を育て、オンライン上の操り行為、働き掛け、有害行為を認識できるよう支援するインタラクティブプラットフォームです。

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